最近、京都がにぎわっているようですね。
別に目新しいものがあるわけでじゃないでしょうから、逆に古き良きものをめでる
ような意味だと思われ、個人的にはこの流れを歓迎したいです。
『飽きないもの=本物』
を求めての行動ではないか、という見方もあります。
はて?この国における“本物の家”とはどんなものでしょう?
日本人なら誰しも伝統的な日本家屋に落ち着きを覚えるでしょう。
だから数奇屋建築が本物なんでしょうか?
それとも町屋?かやぶき屋根の民家?
どれもこの国オリジナルの建築ですから本物だと言えると思いますが、
本質的には地域ごとに異なる気候風土に見合った家づくりが行なわれてきた
ことが特徴だと考えられます。
技術や材料の使い方にも先人たちの驚くべき知恵や工夫が見られ、
是非とも後世へ残していきたいと思わずにいられないこともしばしばです。
さて、自宅を建てるとなったらどうでしょう?
『本物』という意味が少し変化してしまわないでしょうか。
何か高級な素材を使ったゴージャスな家づくりをイメージしてしまいそうです。
私が思うに、建てる場所とそこに住む家族にとってその家が最適であることこそが
『本物』の条件ではないかと。だから飽きないだろうし。
言い換えれば、最適な家を実現するための過程が大切だとも言えるでしょう。
概念の話なので退屈ですが、“本物の家”を造るためには
「モノ」よりも「考え方」
が重要だろうと、改めて思いました。
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